研磨時計/Grindclock
2010年11月17日 スタンダード(デッキ) コメント (2)まず手始めに僕が友達の家で作ったスタンダードのデッキはたいそうご立派なものでした。
《生きている津波/Living Tsunami》で《ハリマーの深み/Halimar Depths》を戻して毎ターン独楽回そうぜなんて、ジェイス様もびっくりの斬新アイデアでした。
またデッキ自体のコンセプトは4ターン目4/4飛行出して後は打ち消し構えて殴りかつ、実に良い切り口、皆様も顔面蒼白でこの日記を読んでいることでしょう。
このコンセプトを達成するべく目を付けたのは《難題のスフィンクス/Conundrum Sphinx》さん。
ハリマーの深みとも相性ばっちりだね!と言いながらデッキを空中に投げて解体しました。
そんな話はさて置き、やっぱり楽しんで回さなきゃいかんと言うもので僕が次に何を組もうか考えた時に出てきたのがライブラリアウト。
文字通り削るというアイデアですね。
なぜライブラリアウトをしようかと思ったのか、それは今の環境ってすげぇ早くにパーマネント並ぶんすね!と感動したから。
どの多色デッキもたいていフェッチでライフ19ですなんて良いながらパーマネント並べていくいき、挙句には土地サーチですよ。
うわぁすげぇ、こんなに早く山が出て焼かれるんだなんて感動したものです。
そこで改めて気づいたのが4~5ターン目には殆どのデッキはライブラリーというソースに軒並みアクセスしていき、残量が少なくなっているという点。
まぁ言ってしまえばマリガンしない限り、ライブラリは53枚スタート、土地サーチなりを駆使すれば自ずとライブラリーから引いてるおかげで削るのがらっくらく。
そんな感じで日記のタイトルにもなっている通り、現環境の石臼さんを使ったデッキを紹介するに至ったわけでございます。
この道筋にたどり着くまでに偉く苦労しました。
最初は《面晶体のカニ/Hedron Crab》で上陸でライブラリを削っちゃうタイプと《かき鳴らし鳥/Thrummingbird 》で増殖しちゃおうぜ!なんて実に味のあるデッキ。
僕は増殖なんて遅いぜとばかりにカニさんを選択し、《書庫の罠/Archive Trap》を《こだまの魔道士/Echo Mage》でコピーすればもう勝ちじゃないっすか先輩とばかりにデッキを構築したわけなんですが、どうにもスペースが圧迫されている。
エコーメイジさんなんて赤1マナで3点でさよならしていく訳で、あくまでも書庫の罠をコピー出来たらいいな程度に上陸でシステムを固めていくわけです。
今の環境なんて勝手に土地が土地を呼んでくれますし、一枚の土地で3枚削れるなら、ライブラリーが基本40枚前後となるコントロールさん相手にはライフを削るより容易いとばかりにカニさんがガリガリ削ってくれるわけです。
あぁこりゃパーミッションみたく打ち消してたら勝てるんじゃね?
ホントにカニさんで勝てたらチョーハッピー!そんなジャポニカ学習帳にう書き溜めたアイデアは、はかなくも崩れ去ります。
『俺カニさん使ってるんだけど・・・・・・』
友人のデッキに収容されているカニさんを僕は使うことが出来なかったのです、これがカード資産が身内頼りの僕の現状、史上最驚一マナフィニッシャーのカニさんを僕は泣く泣く諦めました。
だって僕には増殖があるもん!
構築の作業は増殖というキーワードから始まります。
《伝染病の留め金/Contagion Clasp》とかき鳴らし鳥で研磨時計増殖できるな、
となれば、カウンターを使ったシステムじゃないと恩恵は受けれない。
なら《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》と《キマイラ的大群/Chimeric Mass 》ぶち込めばいいじゃん、ほぞだから《粗石の魔道士/Trinket Mage 》が使える。
だったら永遠溢れの杯と研磨時計と相性の良い《通電式キー/Voltaic Key》いれちゃいなよ。
うん、いかんともしがたい繋がりです、出来たカードプールはさながら肥溜めの様でした。
そこからそぎ落とすことそぎ落とすこと、MWSというツールを駆使して出来たのが以下のデッキ。
land22
2 広漠なる変幻地
4 ハリマーの深み
14 島
1 森
1 ウギンの目
creature 3
3 粗石の魔道士
spell 35
4 定業
4 マナ漏出
4 冷静な反論
3 剥奪
3 取り消し
4 乱動への突入
2 通電式キー
4 研磨時計
3 地平線の呪文爆弾
1 探検の地図
1 脆い彫像
どうです?弱そうでしょう?
お怒りはごもっとも言い訳はします
とりあえず研磨時計をフィニッシャーに据えたパーミッションになりました。
通電式キーは単体で機能しないので一枚にしたいですが、研磨時計も単体で機能しないようなもんなので、3:3でも良いような気もします、スペースとるフィニッシャーですねもうっ。
一枚だけの探検の地図はウギンの目を引っ張ってくるため。
サイドボードからクリーチャーを投入すればいいじゃないですか、なんて思ってるわけですが、ここら辺はまだ試作の段階なので考え中です。
早いクリーチャーデッキにはとことん無力なので青白でラスゴ入れたりとかも考えてるわけですが、想定としてコントロールをメタと考えて作りましたのでぶっちゃけサイドでもきっぱり
クリーチャー対策はしないと腹を括ってもいいかもしれません。
実際問題、青を軸に据えたコントロール以外のヴァラクート、ビッグマナ、PWCに勝てるかどうかは怪しいところですが、みんなで削ってみませんか?ゴリゴリ
そうゴリゴリと
コメント
エルドラージってただの滅殺野郎かと思ったら、墓地全部デッキに戻すってなってあせりました